気まぐれに更新。 日々の思い、出来事などを書いています。

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『僕は、お湯に感動できる
    幸せのハードルの低い人生を
                  愛しています。』


ネットにつなぐたびに、『オススメ本』のところにチラチラ見かけるから
ちょっと気になっていた『ホームレス中学生』という本。
ついに手に入れて読破しました。

実は作者の田村浩という人はテレビで見たことないし、
麒麟というコンビも見たことが無かったなあ。

ホームレス中学生 ホームレス中学生
麒麟・田村裕 (2007/08/31)
ワニブックス

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小学校高学年で母を病で亡くし、父も闘病とリストラ・・。
そしてついにその日がやってくる。
中学2年の一学期の終業式を終えて帰宅すると家が無い。 

家具という家具に『差し押さえ』のテープ。
家は『立ち入り禁止』
呆然と立ち尽くす田村浩とその兄と姉の前に のっそり姿を現した父は
『解散!』と、一言残し、失踪!

そんなところからこの物語は始まる。 
中2の彼は張らなくてもいい意地を張ってしまい、
大学生の兄・高校生の姉に迷惑をかけまいと、
『友達の家に世話になる』と大嘘を言って別行動を決意し、
公園を拠点にストリートチルドレンさながらの生活に突入。
(兄・姉も他の公園で同じような生活をしたらしい。)

一ヶ月足らずの間であったということだが、
落ちているお金を探して町をうろつく・雨の日に身体を洗うなど、
『これは大変だったよな。』と思われるエピソードの数々。

結果的には 彼の友人と、友人の親・近隣の人の協力で
福祉と結びつける大人が登場し、ストリート・チルドレン状態からは
脱する。
3人のきょうだいが苦楽をともにして日々の生活を、
一日一日を乗り越えていくように生きている様子はドキドキなものであり、
羨ましいのかもしれない”何か”がチラチラ見え隠れする。

私達の忘れているような、小さな恵・それに対する感動と感謝に気がついている田村クン。
母を愛し、あれ以来会えないでいる父にも感謝し、
彼らを通して『生きる意味』を見出そうとしている田村クン。
作者の人柄から来るのであろう明るい文面が、なんともイイ!と言う感じの作風で、
(お笑いの人ダモンね)
多分小学生から読めるいい作品だなあーと思う。

冒頭の文章は、雨シャワー生活からの彼の言葉だろう。
幸せのハードルと言う言葉が何気に考えさせる。

勝手にハードルを高くして、手が届かなくて勝手に癇癪起こしてた頃の私に
教えてあげたいわ。
(自分は決してシンデレラではなかったのダー。)

読み終わった後は 娘の部屋の枕元に勝手においておくのだった。
無言の『読め!!』です。^^
 
2007.10.28 / Top↑
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