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『ユニフォームに身を包んだあなたの笑顔を思い返しては、
主人と懐かしんでいたものです。』



写真素材:『Harmony』


看護師不足は深刻な昨今。いまや『潜在看護師』をも掘り起こそうと、
看護協会も厚生省もやっきになっています。
『潜在看護師』っていうのは結婚や育児などで資格がありながらも現場にいない人のこと。
かくいう私も数年前には その1人でした。
三十台半ばとなれば看護師の国家試験をともに受験した同級生の
三分の一くらいしか現場にいないんじゃないでしょうかね。
医療現場は 日進月歩!!現場を離れてから1年・2年・・とたつうちに、
子育てしながら『あのクソ忙しい現場に戻るのはなあ。。』と躊躇し、
保育園に入れる頃には3年・4年・・だんだん恐ろしくなるんですよ。
浦島太郎決定!ですからね。。 

私は10年も転勤族の妻でしたからね・・・。
『もう駄目だね・・。』とほかの道を探そうと思っていました。
そんな私にある転機が。
以前にも記事で書いた気がするんですが、パン教室の先生の免除を取ろうとしていました。
子育てが落ち着いたら それで家計を助けましょう・・という感じで。

そんな現実ながら、それに平行して私はある夫婦とのご縁がありました。
私が看護学生2年生の時に出会ったご夫婦。

2年生での実習ではある程度の『急性期』の看護を体験することになっていて、
(急性期とは手術前後など、症状や病態の変化に注意が必要な人のことです。
もちろん 教育担当の看護師のサポートのもとでですよ。)
私の担当はご主人のほう・・・60代後半・脳卒中の発作後で右半身の麻痺に苦しんでいました。

いいですかー、『人生最大のピンチ!』と思える状況におかれた人は
まず『怒り!!』をあらわします。そのご主人だってそうでした。

『お前に今のオレの気持ちが分かるかーー!』って、落ち込む落ち込む。
そんな時期に看護学生ですからね、『うざい!』といわれた事も。
ドアを閉鎖されたり、部屋に立ち入り禁止とかね・・・
奥様もかなり、八つ当たりの餌食になってまして運命共同体でしたね。
それでも片麻痺の生活、トイレの介助は私に世話をされないわけにはいきません。
そのときだけは拒否されませんから、一生懸命笑顔で接しましたよ。
必死の笑顔。。

そんな、散々な実習のあと学生寮にお手紙がきました。↑のご夫婦から。
『あのときはお世話になりました。今主人はリハビリを頑張ってます。』

そんなわけで私も『私の方こそお世話になりました。リハビリ頑張ってください。』と返しました。
そこからなんです、毎年の年賀状だけの文通が続くようになったのは。

その後主人はリハビリを頑張り、ほぼ普通に生活できるまでになったばかりか、
朝晩3キロくらい散歩する日課をこなすほどになったのです。(年賀状の文面から情報入手)

私の方は就職し、結婚し、出産、育児生活となりました。その間も
『結婚なさったのですね。ご夫婦仲良く!』 『ママになったのですね!』と、
年1回の交流でエールを贈ってくださる人でした。

そんな交流が10年続いたある日、私のもとに分厚い封書が。
そのご主人が亡くなり、四十九日を終えての知らせでした。
長い長いお手紙で、あの実習を終えたあとのお二人の歩みが綴られていました。
その中に、
『ユニフォームに身を包んだあなたの笑顔を思い返しては、主人と懐かしんでいたものです。』
という文章を見つけたのは私がパン教室の講習の上級の半ば頃。
看護師免許は『かつての頑張った時代の象徴』と自分が決めようとしている頃でした。

『もう駄目。』
そう思ってる私の、今度は夢に彼(ご主人)が現れニコニコ笑顔を送ってくるのです

そうこうしてるうちに私の足は保健所内のナース・バンクへ。
『潜在看護師の再教育システム』の問い合わせに出向いてました。

そんなときから2年。苦しみながらも今ここに立っています。
私が復帰した事を耳にしたおなじく潜在看護師であった同期性がドンドン現場に再復帰しています。
現場に残りがんばり続けていた同期たちは主任クラス。
私達は、一から出直し。
20代の若い看護師にも頭を下げながら今の医療を学ぶ日々です。
最近ようやく 生きた心地がするようになりました。(´▽`) ホッ 。
それまでは、緊張しまくりでしたね。本当に新卒の頃と同じ。
いやいや・・新卒のほうがマシでしょう、彼らは記憶力がバツグンですから。
オバサン化との戦いの日々でもあります。

そんな私のような人がいろんな医療福祉現場に出てきていると思うので、
どうぞ温かい目で見てやってください。^^






そして私の体験から、再出発とか新しい人生を歩もうとしている人にエールを。



2年苦しいのを乗り越えれば、なんとなく道が開けるかなーということですね。

頭は何度でも下げましょう、減りませんって。

年下の人でも、学ぶ所を見つけたら謙虚になりましょう。

心の若さは プライドを捨てる事で蘇ります。

自分のプライドを捨てて捨てて。。。

かっこ悪い自分、それも自分。しょうがない!

いろんなことに心の底から『ありがとう。』と思えたとき、また道が明るくなりますよ。


追記:
この記事読み返してやっとわかったよ。
あのご主人は『再出発』の先輩なんだね。

『頑張れば、できるよ。』夢の中の笑顔はそういいたかったのかな。

2008.02.17 / Top↑
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